子育てと仕事の両立の難しさに悩む人は、このご時世多いのではないでしょうか?実際に働きたいと思っても、子育てと両立できるような希望の条件に合う仕事が見つからないケースもあります。
今回は、在宅ワークの代表例「Webライター」の仕事について、自身の子育て中の体験を踏まえながらメリットとデメリットについてご紹介します。働き方が多様化する昨今、一つの例として参考にしてみてください。
子育てママがWebライターになるメリット
Webライターと言えば、基本的には在宅ワークが主です。この点からも、子育て中はメリットが大きい印象を受けますが、実際にはどうでしょうか。細かくご紹介します。
メリット1|仕事と家庭のバランスがとりやすい
自宅が仕事場となる在宅ワークであるWebライターは、仕事の合間に家事をするなど柔軟に動くことが可能です。通勤などもないため、その時間を子どもや家族に費やすこともできます。外で働く仕事比べると、家族との時間を大切にしながら収入を得ることができるでしょう。
メリット2|自分のペースで働くことができる
会社に雇用されて働くライターとは異なり、在宅で働くWebライターの多くは業務委託契約で働いています。つまり、仕事を自身で獲ってくる必要があるため、仕事量もある程度自分の思うように調整が可能です。
子どものイベントに合わせて仕事量を調整したり、始業・就業時間を調整したりと融通が利きやすいのは大きなメリットでしょう。また、子どもが風邪をひいたという場合も、仕事を休む罪悪感や周囲の目を気にせずに子どものそばにいてあげることができます。
メリット3|スキルアップで上を目指しやすい
会社勤めの場合、ある程度勤続年数が経たなければ上のポジションを目指せない場合や、女性が昇進しづらいケースもあります。しかし、Webライターの場合、自身の頑張り次第でライティングスキルの向上が可能です。
近年では本やセミナーだけでなく、YouTubeなどで無料かつ気軽にスキルアップもできます。スキルアップで報酬が上がるだけでなく仕事も多岐にわたるため、会社勤め時代よりも稼いでいるライターの方も多くいます。
メリット4|ロールモデルが多い
「家庭や子どもとの時間を大切にしたい」という思いから、Webライターを生業にしている子育て中のママが実はたくさんいます。InstagramやXで検索するだけでも、かなりの投稿数です。
そのため、「この人のように働きたい」「こんな風に大きな仕事がしたい」といった憧れの存在に出会えるでしょう。このようなロールモデルを見つけることで、道標となりやる気にもつながります。SNS上で、同じ境遇のママとの交流やコミュニティへの参加をするなどして、切磋琢磨しながら働くことが可能です。
メリット5|環境の変化に対応しやすい
在宅で働くWebライターの場合、子どもが小学生になって早く帰ってくるといった場合でも、働き方が大きく変わることはありません。また、急遽夫が転勤になった場合でも、Webライターの仕事は基本的にPCさえあれば問題ないため、仕事を続けることが可能です。
環境の変化があってもシフトや職場を変える必要がないため、このような心配がある方にはもってこいの仕事です。
子育てママがWebライターになるデメリット
メリットが多い印象のWebライターですが、もちろんデメリットもあります。こちらを踏まえたうえで、自身の性格や生活に合っているか考えてみるとよいでしょう。
デメリット1|自分で仕事を獲らなければならない
在宅で働くWebライターの多くは、業務委託契約を結んで働いています。個人で仕事をしているため、自分で仕事を獲りにいかなければ仕事はありません。特に最初のうちは、経験や実績がないため、なかなか案件を獲得できない可能性があります。特に「最初は苦労する」という認識を持っておいた方がよいでしょう。
デメリット2|スケジュール管理が必要不可欠
Webライターは自分のペースで仕事ができるというメリットがあります。そのため、頑張った分だけ報酬も得られますが、逆を言えば、サボろうと思えばどれだけでもサボることができます。自己管理やスケジュール管理が苦手な人の場合、締切が守れない・案件獲得自体が面倒になるといった可能性があるため、注意が必要です。すべては自分次第ということを忘れないようにしておきましょう。
デメリット3|セルフブラックに陥りやすい
自分のペースで仕事ができるという強みもありますが、これは悪い方向にも働きます。PCがあればいつでも仕事ができるため、夜中や休日に仕事をしてしまい、自分自身でブラック企業のような働き方をしてしまうケースもあるのです。何のためにWebライター・在宅ワークにしたのかを明確にし、ダラダラといつまでも仕事をするのは控えましょう。
Webライター初期に案件獲得するには
Webライターとして駆け出しのころは、経験も実績もなく案件獲得に悩む時期です。そこで多くのライターが利用するのが、クラウドソーシングサービスです。クラウドワークスやランサーズが有名で、初心者向けの案件も多くあります。初心者向けはどうしても単価が低い案件が多いですが、最初の実績を作る時期にはとてもありがたい存在です。
また、自身のスキルを販売するココナラのようなサービスもあります。こちらであれば、ワーカー側が基本的な値段を設定できます。また、登録・設定しておけば、気になる人が買ってくれるだけため、常に宣伝・販売をしてくれている状態です。このようなサービスを利用するのもおススメです。
まとめ
子育て中の人にとって、子どもや家族との時間を確保することはとても重要です。働き方が多様化する昨今、Webライターとしての働き方は、仕事と家庭のバランスがとりやすい働き方の1つだと言えるでしょう。今の働き方に悩んでいる人は、一度今後の働き方について見直すきっかけにしてみてください。