【病院以外】看護師の職場13選!転職で自分に合った働き方を見つけよう

厚労省の調査によると、看護師免許を持つ人のおよそ7割が病院勤務をしているとの結果がでています。
病院における看護師の人手不足が叫ばれる中、全国の潜在看護師は70万人
責任が重くのしかかり、心身ともに疲弊するため離職率も高いのが現実です。

しかし、看護師の就職先は病院だけではありません。
せっかくの国家資格を活かさないのはもったいない!!!
もっと自由で、自分に合った働き方が必ずあります。

なや める子
看護師資格は活かしたいけど、病院はもう・・・。

みなみ なみ
現在は医療記事中心のWEBライターですが、
私も現場で10年働いた看護師です。
その気持ちはよくわかります(笑)
そんな人にこそ、ぜひ読んでほしいです!!!

本記事では、看護師向け病院以外の働く場所をできるだけ多くご紹介します!

目次

病院以外の勤務先は意外とたくさん

看護師を必要とする職場は意外と多いんです。
気になる職場が、きっと見つかるはずです!

診療所・クリニック

夜勤がなく残業も少ないため、家庭を持つ人に人気の職場です。
昼休みに、一時帰宅できる院もあります。
病院のように分業制ではないため、多岐にわたった業務内容のところがほとんどです。
(物品の滅菌処理や薬剤発注・管理、院内の掃除など)
診療科や院長によってクリニックの雰囲気が大きく変わるため、実際に訪れてみるのがおすすめです。

コールセンター

コロナ禍で需要が増えたのが、コールセンターです。
コロナの相談窓口や療養者のフォローの求人が多くあります。
その他、#7119や#8000の救急電話対応などさまざまです。
マニュアルが完備されているところが多く、安心感もあります。
募集はパート・派遣が主で、正社員募集はほとんど見かけません。

医療機器メーカー

バリバリ働きたい人や、急性期病棟やICU、OPE室勤務経験を活かしたい人にはおすすめです。

  • 医療機器のデモンストレーションやトレーニング業務
  • 臨床面からの製品販売サポート
  • 製品販売説明会の企画、実施
  • 製品導入後の購入者へのフォロー

など、病院にいると経験できないことばかり。
医療職から一気に会社勤め感が出ますね。

治験コーディネーター(CRC)

治験がスムーズにすすむサポート全般をおこないます。
被験者への説明、医師との連携、検査・投薬スケジュール管理、データ管理など治験に携わることはほとんど介入します。
夜勤はないことが多いため、家庭との両立も可能です。
残業が発生することはありますが、看護師としてやりがいの大きい仕事ですね。

保育園・幼稚園・病児保育

本人・職員・家族を巻き込んで、園児の健康を守ります。
園児の体調不良やケガの対応だけではなく、職員に向けての保健指導や予防医療の周知。
また、保健だよりなどの配布物で保護者に向けた注意喚起などです。
しかし、落ち着いているときは保育補助に入ること多いようです。
子どもに癒されることも多そうですね。
働くママの増加とともに、病児保育の需要も増えています
小児看護に強い看護師さんには、特におすすめです。

老人ホーム

入居者の健康管理が主な業務内容です。
医療処置、急変時の対応、病院への付き添いなども行います。
その名の通り病院ではなく、入居者の『家』のような存在。
健康管理だけでなく入居者とのコミュニケーション、他職種との連携を図りながら安心できる場を提供する看護力が必要です。
慢性期の看護が好きな人、高齢者とのコミュニケーションスキルがある人におすすめです。

障害者福祉施設

さまざまなタイプの施設がありますが、病院と比較して医療行為は少なめです。
介護と看護業務の線引きが曖昧なところがあり、スタッフで協力して業務を行うことが求められます。
緊急対応などは稀なので、病院と比べて精神的ストレスは軽減されます。
福祉分野に興味がある人にとっては、やりがいのある仕事です。

産業看護師

規模が大きい会社では、産業保健師・看護師が設置されていることろがあります。
社員の健康管理が主な仕事です。
健康診断の実施やその後の指導、季節に応じた感染症の注意喚起やメンタルヘルス対策などをおこないます。
設置は義務ではないうえ、夜勤もなく土日が休みの職場がほとんどのためかなりの人気職です。
求人数も少なく倍率も高いので、心してかかりましょう!

ツアーナース・イベントナース

ツアーナースは旅行や課外授業などに同行。
イベントナースは野外フェスやコンサート会場、スポーツイベント会場などに待機。
それぞれ、体調不良者やケガ人の対応に当たります
アルバイトで募集されることもありますが、多くは派遣社員として勤務することが多いようです。
観光やイベントに参加できるため、楽しく仕事ができそうです。

テーマパークなどの救護室

テーマパークの救護室でも看護師が活躍しています。
体調不良者やケガ人の対応が主ですが、施設によっては従業員の健康管理を任されることもあるようです。
救護室には高度な医療を提供する設備は整っていないため、救急搬送の手配なども必要となります。
憧れのテーマパークがある人は、救護室の看護師募集がないかチェックしてみましょう。
憧れの場所で働けるとしたら、夢のようですね!

健診センター

健康診断の案内や採血、内視鏡介助などを行います。
現場経験者であれば覚えることも多くはなく、対象が健康な人なので精神的負担は少なく仕事ができます
夜勤もなく、残業もほとんどないため家庭を持つ主婦の方には特に人気の職場です。
パート募集をよく見かけますが、正社員の募集もあるため、働き方も選びやすいでしょう。

献血ルーム

健康な人が対象であり、業務も決まっていているためストレスはかなり少なめです。
献血はメインの仕事が採血やルートキープであるため、苦手な人はやめた方がよいでしょう。
仕事が苦痛になってしまいます。
病院の採血センターのように、ひたすら採血をするのが好きな人におすすめです。

訪問看護

医師の指示を受け、患者宅で看護をおこないます。
自宅での患者のケアをしながら状態変化を確認し、家族の精神的サポート、多職種との連携も必要です。
仕事内容は多いですが、患者と向き合う時間が確保できるため「自分の看護」が提供できるというメリットがあります。
やりがいのある仕事であり、高齢化に伴いこれからも需要は増えるでしょう。

まとめ

できるだけ多くの、看護師資格が活かせる職場をご紹介しました。
病院以外でも、看護師として働ける場所がたくさんあります。
まずは、どんな職場があるのかを知ることが大切です。
そこから気になったものを、どんどん調べてみましょう!

みなみ なみ
ちなみにWEBライターも、医療関連記事が執筆できる医療職者の募集があります。
副業から始めることができるので、ぜひ気になる人は調べてみてください!

頑張って取得した看護師免許を活かして、自分に合った働き方ができる手助けになればうれしいです。

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この記事を書いた人

夫の転勤と子育てを経験して、
自分の生活に合った働き方を考える。
看護師歴10年で、兼業WEBライターを経て30代でフリーランスのライターに転身。

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