Webライターが副業か本業かに関わらず、確定申告は納め過ぎた税金を取り戻すための超重要な大イベントです!
そこで大切なのが「経費計上」、つまり何が経費にできるのかです。
確定申告なんて面倒くさいと適当に済ませている人は、損をしている可能性があります。
しっかり収入と経費を把握して申請すれば、戻ってくるお金は雲泥の差かもしれませんよ!
所得=収入ではない!確定申告で経費が大切な理由
Webライターとして活動している人で、確定申告が必要になるのは下記2パターンです。
- 副業としてのWebライター所得が20万円以上
- フリーランスのWebライターで所得が48万円以上
確定申告をすると損をすると思っている方もいるようですが、その認識は誤りです。
確定申告は納め過ぎた税金が戻ってくる場合もあり、正しく申請しなければ損をしている可能性があります!
ちなみに所得とは、収入とイコールではありません。
所得とは、所得=収入ー必要経費のことを指します。
つまり収入が20万円・48万円を超えていても、経費が掛かっていれば確定申告の必要はなくなる可能性があります。
自分の収入と経費は、しっかりと把握しておくとよいでしょう!
お金の管理が苦手…という方は、会計ソフトの導入の検討もおすすめです。
Webライターが知っておくべき経費にできる費用
何となくこれは経費にできそうという思っても、それを何に分類すればよいのか、本当に経費にできるのか迷うところです。
ここでは、Webライターがよく使用する経費計上についてご紹介します。
在宅ワークなら家賃や通信費は家事按分できる
Webライターの場合、自宅で仕事をする方がほとんどではないでしょうか?
その場合、自宅の家賃や光熱費、通信費なども経費にできます。
仕事やプライベートどちらにも必要なものの場合、家事按分が可能です。
しかし全額経費にできるわけではありません。
きちんと決まりをつくる必要があります。
例えば、1日8時間活動するのであれば24時間の1/3の割合で計算。
使用する部屋の面積で計算するのであれば、家全体から仕事部屋の面積分で計算。
きちんと根拠となる目安を決めて、税務署から質問が来てもすぐに対応できるようにしましょう。
ちなみに経費にできるものの例は以下のとおりです。
- 家賃
- 地代
- 水道光熱費
- 通信費(スマホ・Wi-Fi料金など)
- Kindle・Amazon primeなどのサブスク(100%仕事で使用する場合は経費になる) など
コワーキングスペースやカフェでの仕事は会議費に
たまには外で仕事をしたくなることもありますよね。
コワーキングスペースやカフェなどで仕事をする場合、それは会議費として経費計上ができます。
しかし注意したいのは、その頻度です!
家事按分で家賃を経費にしているのに、カフェ利用ばかりして経費に上げるのはご法度。
家賃を経費にしている方は注意しましょう!
またコワーキングスペースを月極で契約している場合は、そちらを地代として契約することもできます!
どこを仕事場にするのかを決めておき、正しく分類しましょう。
勉強のための本や電子書籍購入は新聞図書費に
Webライターは執筆も大事ですが、勉強も同じくらい大切です。
ライターとしてスキルアップするために、本や雑誌を買ったり電子書籍を買ったりすることあるでしょう。
最近は電子書籍のサブスク(Kindle Unlimited、オーディオブックなど)もあり、利用している方も増えています。
こちらも仕事として利用する場合は、新聞図書費として経費計上できます。
会計ソフトを使用しているなら消耗品費でOK
Webライターとして活動を始めて間もないころは、確定申告が近づくと憂鬱な気持ちになりますよね。
…と同時に焦りもあるでしょう。
そうならないためにも、会計ソフトの導入がおすすめです。
検討中の方や、すでに導入されている方も多いかと思いますが、この会計ソフトの購入も経費になります。
分類は消耗品費でOK!
確定申告を正しく行えば、この購入費も還付金で賄えるだけのバックがあるかもしれません。
(私は、会計ソフト代以上の還付金がありました!)
会計ソフトの購入は、フリーランスとなり仕事をする場合マストといっても過言ではないでしょう。
購入した場合は、忘れず経費計上してくださいね!
インタビューでカフェやレンタルスペースを利用したら取材費に
Webライターの仕事で、インタビューをする場合もあります。
最近ではオンラインでインタビューすることも多いですが、カフェやレンタルスペースを借りてのインタビューをすることもあるでしょう。
基本的にインタビューをお願いする場合、飲食代や場所のレンタル費用はライター持ちです。
これらの費用は、取材費として経費計上が可能です。
相手に気持ちよく取材を受けてもらうためにも、おもてなしや環境のセッティング大切ですね!
Webライターが注意すべき経費にならない費用!不正計上は絶対にNG
経費を正しく活用すれば、節税ができます。
しかし大きな声で言いたいのは、だからといって経費の不正計上は絶対にNGです!!!
プライベートな支払いまで、経費にするのはやめましょう。
また経費にならない項目には、以下のような例があります。
- 仕事とは関係のない出費
- 所得税や住民税
- 社会保険料(国民健康保険・国民年金など)
- 青色申告申請で申告のない者への給与 など
正しく経費計上しなければ、それは脱税になりペナルティを課せられることにもなります。
損をしないためにも節税は大切ですが、正しい知識を身に着けて申告することが重要です。
確定申告に向けた正しい節税を!
Webライターとしての活動が副業であっても本業であっても、経費を正しく理解し計上すれば節税になります。
普段何気なく支払っているものも、実は経費になるかもしれません。
一度経費や確定申告について知るのも面白いですよ!
ちなみに勉強するのであれば、こちらの書籍が気負わず読めて面白くおすすめです。